先日、八重瀬町で、一昨年に工事をしたK様より、地デジ・QABチャンネルが映らないということで、お伺いして電波レベルを確認したら、那覇局受信13ch~17chが全体的に、悪い。まともなレベルはNHKの17chだけ、他のチャンネルは直下30db前後でエラーが多く、やっぱり受信不良。工事当時は問題なく、レベルも出ていて、近隣に高層の建物がある様子も無いし・・・。
とりあえず、「ラインブースター噛ませば、なんとかなるだろう」って思って・・・・。結果・・・なりませんでした。足場の悪いスライダー上で、悪戦苦闘しながら色々方向調整しても、那覇局安定受信ができず、色々調べたら、この辺はテレビ受信障害難視聴区域で、私が工事した時はたまたま電波拾えて映ってただけの事。その日は一旦、改善作業は中断して帰りました。
家に帰ってから色々パソコンで調べてたら、なんと! K様宅の近くに「中継局」がある事を発見! 総務省のサイトに「受信障害対策中継送信局」てのがあって、UHF 19ch~23chで送信しているの見つけた。翌日、現地で確認してきました。
通称「ギャップフィラー送信局」で、正式名は仲座SHVと呼称するみたい。過去に、恩納村でUHF垂直偏波で受信する工事をした事を、すっかり忘れていた。あそこも日本アンテナ製の設備だったかな? この送信局のお陰でなんとかなりそうだ。この送信局がいつからあるのか?あまり詳しい情報が出てこない。
那覇局から、仲座SHV局へ受信変更にあたり、金具を制作しました。ステー金具、寸切M10ステンボルト(2本)、ステン六角ボルト、ナット等、亜鉛メッキ塗料ローバルも塗布します。軒下で、直接雨水にさらされる場所ではないので、電蝕の事は深く考えていません。逆に酸化皮膜ができて良いかも?
可動域が増え、電波の到来方向へ調整することができました。
レベル確認ヨシッ!19~23ch全てのチャンネルが良好でした。
このたびはご不便おかけしましたが、なんとか安定受信することができ嬉しい限りです。有難うございました。